建築物の耐震設計に関する次の記述のうち、最も不適当なもの|二級建築士問題集

二級建築士

Q 68 : 
建築物の耐震設計に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
建築物の偏心率は、計算しようとする方向について、各階の偏心距離を当該階の弾力半径で除した値である。
2
建築物の剛性率は、計算しようとする方向について、各階の層間変形角を建築物全体の層間変形角の平均値で除した値である。
3
建築物の外壁から突出する部分の長さが2mを超える片持ちのバルコニーを設ける場合、当該部分の鉛直震度に基づき計算した地震力に対して安全であることを確かめる必要がある。
4
エキスパンションジョイントのみで接している複数の建築物については、それぞれ別の建築物として構造計算を行う。
5
建築物の耐震性は、一般に、強度と靱性によって評価されるが、靱性が乏しい場合には、強度を十分に高くする必要がある。
解説

正解は2

1-○設問の通りである。

2-×剛性率とは各階の層間変形角の逆数Rsを各階Rsの相加平均で除した値のことである。

3-○設問の通りである。

4-○設問の通りである。

5-○設問の通りである。