壁式鉄筋コンクリート造2階建の住宅に関する次の記述のうち|二級建築士問題集

二級建築士

Q 63 : 
壁式鉄筋コンクリート造2階建の住宅に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。ただし、壁式プレキャスト鉄筋コンクリート造ではないものとする。
1
構造計算によって構造耐力上安全であることを確認したので、1階部分の耐力壁の縦筋及び横筋の鉄筋比を0.15%とした。
2
各階の階高を3.2mとしたので、耐力壁の厚さを15cmとした。
3
壁梁は、主筋にD13を用い、梁せいを45cmとした。
4
耐力壁の実長を、45cm以上、かつ、同一の実長を有する部分の高さの30%以上とした。
5
構造耐力上主要な部分のコンクリートに、軽量コンクリート1種を使用するので、設計基準強度を15N/㎟とした。
解説

正解は5

1-○設問通りである。WRC造2階建の1階部分の耐力壁の縦筋および横筋の鉄筋比は0.15%以上とする必要がある。

2-○WRC造における耐力壁の最小厚さは150mmかつh/22である。

3-○学会WRC設計基準第6条より梁せいは45cm以上、壁梁の主筋はD13以上とする。

4-○学会WRC設計基準第5条より。耐力壁の実直を45cm以上かつ同一の実直を有する部分の高さの30%以上とする。

5-×設計基準強度は18N/mm以上とする。