構造計算に関するイ~ニの記述について、建築基準法上、正し|二級建築士問題集

二級建築士

Q 32 : 
構造計算に関するイ~ニの記述について、建築基準法上、正しいもののみの組合せは、次のうちどれか。イ.積雪荷重を計算する場合の積雪の単位荷重は、多雪区域と指定された区域外においては、積雪量1cmごとに20N/㎡以上としなければならない。ロ.風圧力の計算に当たり、建築物に近接してその建築物を風の方向に対して有効にさえぎる他の建築物がある場合においては、その方向における速度圧は、所定の数値の1/2まで減らすことができる。ハ.地震時に液状化のおそれのない砂質地盤の短期に生ずる力に対する許容応力度は、国土交通大臣が定める方法による地盤調査を行わない場合、50kN/㎡としなければならない。ニ.集会場の集会室における床の積載荷重は、建築物の実況によらないで、柱の垂直荷重による圧縮力を計算する場合、そのささえる床の数に応じて減らすことができる。
1
イとロ
2
イとハ
3
ロとハ
4
ロとニ
5
ハとニ
解説

正解は1

イ-○令第86条第2項により正しい。

ロ-○令第87条第3項により正しい。

ハ-×令第93条表により誤り。設問の数値は長期生ずる力による許容応力度であり短期は長期の倍になる。

ニ-×令第85条第2項ただし書きにより誤り。