二級建築士
Q 22 :
給排水設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
屋内の給水管の結露防止のために、一般に、保温材を用いて防露被覆を行う。
高置水槽方式は、一般に、水道直結増圧方式に比べて、給水引込管の管径が大きくなる。
バキュームブレーカは、吐水した水又は使用した水が、逆サイホン作用により給水管に逆流することを防止するために設けられる。
ポンプ直送方式は、受水槽を設け、給水ポンプによって、建築物内の必要な箇所に給水する方式である。
上水道の給水栓からの飲料水には、所定の値以上の残留塩素が含まれていなければならない。
解説
正解は2
1-○設問通りである。
2-×水道直結増圧方式の給水引込管径は最大時の需要に対応する必要があるのに対し、高置水槽方式は受水槽や高置水槽の容量分を考慮できるため最大時の需要から割り引いた引込管径とすることができる。
3-○設問通りである。
4-○設問通りである。ただしポンプ直送方式は建物の規模や種類によっては採用できない場合がある。
5-○設問通りである。