二級建築士
Q 9 :
音に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
室内騒音の許容値をNC値で示す場合、NC値が大きくなるほど許容される騒音レベルは高くなる。
同じ厚さの一重壁であれば、一般に、壁の単位面積当たりの質量が大きいものほど、透過損失が大きい。
同じ音圧レベルの場合、一般に、1,000Hzの純音より100Hzの純音のほうが大きく聞こえる。
音が球面状に一様に広がる点音源の場合、音源からの距離が2倍になると音圧レベルは、約6dB低下する。
残響時間は、音源から発生した音が停止してから、室内の平均音圧レベルが60dB低下するまでの時間をいう。
解説
正解は3
1‐○NC値は室内騒音を評価する指標の一つであり、NC値が大きいほど許容される騒音レベルは高くなる。
2-○設問通りである。
3-×同じ音圧レベルの場合一般に1000Hzの純音より100Hzの純音のほうが小さく聞こえる。
4-○音が球面状に広がる点音源においては距離が2倍になると音圧レベルは約6dB低下する。
5-○残響時間は音源が停止してから室内の音圧レベルが60dB低下するまでに要する時間のことである。