建具工事及び内装工事に関する次の記述のうち、最も不適当な|二級建築士問題集

二級建築士

Q 95 : 
建具工事及び内装工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
アルミニウム製建具に厚さ18mmの複層ガラスをはめ込むに当たって、特記がなかったので、建具枠のガラス溝の掛り代を10mmとした。
2
全面接着工法によりフリーアクセスフロア下地にタイルカーペットを張り付けるに当たって、タイルカーペットは、下地パネルの目地にまたがるように割り付けた。
3
木造平家建の住宅において、天井の吹込み工法による断熱施工を行うに当たって、断熱材を吹き込む部位の室内側にはあらかじめ防湿層を設けた。
4
壁紙の張付け工事において、特記がなかったので、壁紙はホルムアルデヒド放散量の等級が「F☆☆☆☆」のものを用いた。
5
接着工法により直張用複合フローリングを張り付けるに当たって、ウレタン樹脂系接着剤を用いた。
解説

正解は1

1-×アルミニウム製建具に複層ガラスをはめ込む場合、ガラス留め材はシーリング材とし掛かり代は15mm以上とする。

2-○設問通りである。またタイルカーペットに先立ち下地面の段違い、床パネルの隙間を1mm以下に調整する。

3-○設問通りである。

4-○設問通りである。

5-○接着工法によりフローリングを張り付ける場合、ウレタン樹脂系、エポキシ樹脂系、変成シリコン樹脂系の接着剤を使用する。