鉄骨構造の接合に関する次の記述のうち、最も不適当なものは|二級建築士問題集

二級建築士

Q 67 : 
鉄骨構造の接合に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
隅肉溶接における溶接継目ののど断面に対する許容引張応力度は、突合せ溶接による溶接継目の許容引張応力度の1/√3倍として計算した。
2
溶接接合において、荷重の偏心によってルート部に引張応力が生じるので、片面溶接による部分溶込み溶接ではなく、完全溶込み溶接とした。
3
高力ボルト摩擦接合に、日本工業規格(JIS)において規定されている、摩擦接合用高力六角ボルト、六角ナット及び平座金のセットを用いた。
4
高力ボルト摩擦接合において、ボルト孔の中心間の距離は、公称軸径の2倍とした。
5
一つの継手に「突合せ溶接」と「隅肉溶接」を併用したので、各溶接継目の許容耐力に応じて、それぞれの応力の分担を決定した。
解説

正解は4

1-○設問通りである。

2-○設問通りである。

3-○設問通りである。

4-×ボルト孔の中心間距離は公称軸径の2倍ではなく2.5倍とする。

5-○設問通りである。