構造計算における荷重及び外力に関する次の記述のうち、最も|二級建築士問題集

二級建築士

Q 57 : 
構造計算における荷重及び外力に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
建築物の地上部分における地震力に対する各階の必要保有水平耐力を計算する場合、標準せん断力係数COは、原則として、0.2とする。
2
応力算定においては、一般に、地震力と風圧力は同時に作用しないものとして計算する。
3
各階が事務室である建築物において、柱の垂直荷重による圧縮力を計算する場合、積載荷重は、その柱が支える床の数に応じて低減することができる。
4
同一の室に用いる積載荷重の大小関係は、一般に、「床の計算用」> 「大梁及び柱の計算用」> 「地震力の計算用」である。
5
屋根面における積雪量が不均等となるおそれのある場合においては、その影響を考慮して積雪荷重を計算しなければならない。
解説

正解は1

1-×必要保有水平耐力を計算する場合の標準せん断力係数Coは0.2でなく1.0以上とする。

2-○設問通りである。令第82条第2号より。

3-○設問通りである。令第85条第2項より。

4-○設問通りである。令第85条第1項より。

5-○設問通りである。令第86条第5項より。