荷重及び外力に関する次の記述のうち、建築基準法上、誤って|二級建築士問題集

二級建築士

Q 33 : 
荷重及び外力に関する次の記述のうち、建築基準法上、誤っているものはどれか。
1
建築物に作用する荷重及び外力としては、固定荷重、積載荷重、積雪荷重、風圧力、地震力のほか、建築物の実況に応じて、土圧、水圧、震動及び衝撃による外力を採用しなければならない。
2
屋根の積雪荷重は、屋根に雪止めがある場合を除き、その勾配が60度を超える場合においては、零とすることができる。
3
積雪荷重は、雪下ろしを行う慣習のある地方であっても、その地方における垂直積雪量が1mを超える場合には、垂直積雪量を減らして計算することができない。
4
保有水平耐力計算により、構造耐力上主要な部分の断面に生ずる長期の応力度を計算する場合、特定行政庁が指定する多雪区域においては、積雪荷重がある場合と積雪荷重がない場合とを考慮する。
5
建築物の地上部分の地震力については、当該建築物の各部分の高さに応じ、当該高さの部分が支える部分に作用する全体の地震力として計算する。
解説

正解は3

1-○令第83条より正しい。

2-○法第86条第4項により正しい。

3-×令第86条第6項により誤り。

4-○令82条第2号表により正しい。

5-○令88条第1項により正しい。