集合住宅の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものは|二級建築士問題集

二級建築士

Q 12 : 
集合住宅の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
階段室型や集中型は、一般に、各住戸のプライバシーが確保しやすい。
2
片廊下型やツインコリドール型は、一般に、共用廊下の面積が大きくなりやすい。
3
階段室型や集中型は、一般に、階段又はエレベーターから各住戸への動線を短くできる。
4
中廊下型やツインコリドール型は、一般に、住棟を南北軸に配置することが多い。
5
集中型やスキップフロア型は、一般に、各住戸の居住性を均質にしやすい。
解説

正解は5

1-○階段室型は階段室から住戸に直接アプローチする。集中型は階段室やEVをホールのコアに面して住戸を配置するため、いずれも共用廊下を介さずにアプローチできることからプライバシーが確保しやすいといえる。

2-○設問通りである

3-○設問1の解説と同様。

4-○中廊下型やツインコリドール型は住棟を南北軸に配置することで東西いずれかの開口部を確保している。

5-×集中型は住戸によって開口部の面する方位が異なる。スキップフロア型は、2,3階ごとに共用廊下を設けることでエレベーターの停止階から階段を介する必要な住戸がでてくる。