二級建築士
Q 7 :
日照・日射・採光に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
我が国において、経度及び緯度の異なる地点であっても、冬至の日と夏至の日における南中時の太陽高度の差は等しく、約47度である。
窓の日射遮蔽係数は、その値が大きいほど日射の遮蔽効果は小さい。
北緯35度の地点において、夏至の日における南中時の太陽高度は、約80度である。
全天空照度が変化しても、室内におけるある点の昼光率は変化しない。
天空日射量は、一般に、大気透過率が高いほど大きい。
解説
正解は2
1-○ 東京では夏至76°46′冬至30°52′ その差46°94′ これは緯度が高い札幌でも同様。
2-○日射遮蔽係数は、値が大きい窓ほど日射遮蔽効果が小さい。
3-○東京(北緯35°41′)での南中高度は77°46′
4-○昼光率は、天空の輝度分布が一様であれば全天空照度の影響は受けない。
5-×天空日射量は、大気透過率が低いほど日射を拡散する物体が多くなるため天空日射は大きくなる。