鉄筋工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか|二級建築士問題集

二級建築士

Q 10 : 
鉄筋工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
柱主筋をガス圧接継手とし、隣り合う主筋の継手は、同じ位置とならないように300mmずらした。
2
配筋検査は、不備があった場合の手直し及び再組立てに要する労力・時間を考慮し、組立て工程の途中で、できる限り細かく区切って実施した。
3
SD345のD22とD25との継手を、ガス圧接継手とした。
4
降雪時のガス圧接において、覆いを設けたうえで、作業を行った。
5
フックのある重ね継手の長さには、末端のフック部分の長さを含めなかった。
解説

正解は1

1-×継手は1箇所に集中することなく相互にずらして設けることを原則とする。ガス圧接継手は原則400mm以上ずらすものと定めらている。

2-○設問通りである。

3-○鉄筋径または呼び名の差が7mmを超える場合においては原則として圧接継手を設けてはならない。

4-○降雨・降雪、強風のときは作業を中止する。ただし風除け覆い等の施しをした場合は作業を行うことができる。

5-○フック付き重ね継手の長さは鉄筋の折曲開始点間の距離とし折曲げ開始点以降のフック部は継手長さに含まない。