二級建築士
Q 9 :
鉄筋コンクリート工事における鉄筋のかぶり厚さに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
柱の鉄筋のかぶり厚さは、主筋の外側表面から、これを覆うコンクリート表面までの最短距離とした。
設計かぶり厚さは、必要な最小かぶり厚さに施工による誤差などを割増しした値とした。
梁の配筋において、特記がなかったので、鉄筋のかぶり厚さを確保するために、端部以外の部分ではスペーサーの間隔を、1.5m程度とした。
基礎の鉄筋の組立てに当たって、鉄筋のかぶり厚さには、捨てコンクリート部分の厚さを含めなかった。
スラブ配筋において、特記がなかったので、鉄筋のかぶり厚さを確保するために、上端筋及び下端筋のバーサポートの数量を、それぞれ1.3個/m^2程度とした。
解説
正解は1
1-×かぶり厚さとは鉄筋表面からこれを覆うコンクリート表面までの最短距離のことであり、最外側鉄筋とせき板との最短距離をとする。
2-設計かぶり厚さとは施工精度や部材の納まりなどを考慮して設計者が各部材ごとに設定するかぶり厚さをさす。
3-○設問通りである。
4-○設問通りである。
5-○設問通りである。