地盤の調査事項とその調査方法との組合せとして、最も不適当|二級建築士問題集

二級建築士

Q 7 : 
地盤の調査事項とその調査方法との組合せとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。
1
基盤の深さ―電気探査
2
透水係数―地下水位観測
3
N値―標準貫入試験
4
地盤のせん断強さ―ベーン試験
5
地盤のS波速度の分布―表面波探査
解説

正解は2

1-○電気探査は地表探査法の1つで地下水の帯水層、基盤の深さ、風化状況を推定することができる。

2-×透水係数とは土中の水の流れやすさを示す値であり透水試験により把握される。

3-○標準貫入試験とは地盤の工学的性質(N値)および試料を得るための試験

4-○ベーン試験は地盤のせん断強さを現地において測定するもので粘着力などを求める。比較的軟らかい地盤に使用する。

5-○表面波探査は表面波を用いた弾性波探査であり、地表からの探査により地盤のS波速度の分布を確認可能な調査方法である。