二級建築士
Q 84 :
コンクリート工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
コンクリートの調合管理強度は、コンクリートの品質基準強度と構造体強度補正値の合計によって算出された値とした。
コンクリートの品質基準強度は、設計基準強度と耐久設計基準強度との平均値とした。
構造体強度補正値は、特記がなかったので、セメントの種類及びコンクリートの打込みから材齢28日までの予想平均気温の範囲に応じて定めた。
日平均気温の平年値が25℃超える期間のコンクリート工事において、特記がなかったので、荷卸し時のコンクリートの温度は、35℃以下となるようにした。
構造体コンクリートの有害なひび割れ及びたわみの有無は、支保工を取り外した後に確認した。
解説
1 - ○
2 - × 品質基準強度とは設計基準強度と耐久設計基準強度を確保するための強度である。したがって、両強度のうち数値の大きい方が品質基準強度の値となる。設問の平均値は誤りである。
3 - ○
4 - ○
5 - ○