防水及び屋根工事に関する次の記述のうち、最も不適当なもの|二級建築士問題集

二級建築士

Q 67 : 
防水及び屋根工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
アスファルト防水層を貫通する配管の回りは、防水層を立ち上げ、防水層端部をステンレス製既製バンドで締め付けて密着させた後、上部にシール材を塗り付けた。
2
平場のアスファルト防水層の保護コンクリートの中間部には、縦横方向いずれも3mごとに伸縮調整目地を設けた。
3
木造2階建住宅の平家部分の下葺きに用いるアスファルトルーフィングは、壁面との取合い部において、その壁面に沿って200mm立ち上げた。
4
粘土瓦葺における瓦の留付けに使用する緊結線は、径0.9mmのステンレス製のものとした。
5
シーリング工事におけるボンドブレーカーは、シーリング材と接着しない紙の粘着テープとした。
解説

正解は3

1-○設問通りである。

2-○平場の屋根防水保護層には伸縮調整目地を設ける、伸縮調整目地の割付は周辺の立上り部の仕上がり面から600mm程度とし、中間部は縦横間隔3000mm程度とする。

3-×アスファルトルーフィングの下葺きで壁面のとの取り合いは250mm以上立ち上げる。

4-○設問通りである。

5-○設問通りである。