コンクリート工事に関する次の記述のうち、最も不適当なもの|二級建築士問題集

二級建築士

Q 61 : 
コンクリート工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
柱の水平打継ぎ位置は、スラブの上端とした。
2
梁のコンクリートは、壁及び柱のコンクリートの沈みが落ち着いた後に打ち込んだ。
3
コンクリート棒形振動機による締固めは、コールドジョイントを防止するため、棒形振動機の先端が、先に打ち込まれたコンクリートの層へ入らないようにして行った。
4
初期養生期間におけるコンクリートの最低温度は、コンクリートのいずれの部分についても、2°C以下とならないようにした。
5
コンクリート構造体の有害なひび割れ及びたわみの有無は、支保工を取り外した後に確認した。
解説

正解は3

1-○設問通りである。

2-○一度にコンクリートを打ち込む場合は所定の鉛直部材を打ち込んだ後打重ね時間間隔の限度内に最初の打ち込み箇所に戻って梁とスラブの水平部材を打ち込むのが良い。

3-×コンクリート棒形振動機は打ち込み各層ごとに用い、その下層に振動機の先端がはいるようにほぼ鉛直に挿入する。

4-○外気温の低下する時期において打ち込み後5日間以上、コンクリート温度を2℃以上に保つ。

5-○設問通りである。