型枠工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか|二級建築士問題集

二級建築士

Q 59 : 
型枠工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
せき板として用いる合板は、特記がなかったので、合板の日本農林規格(JAS)で規定されている厚さ9mmのコンクリート型枠用のものを用いた。
2
梁の側面のせき板は、建築物の計画供用期間の級が「短期」であり、コンクリートの打込み後5日間の平均気温が20°C以上であったので、圧縮強度試験を行わずに取り外した。
3
型枠は、足場等の仮設物とは連結させずに設置した。
4
一度使用した型枠は、目立った傷や汚れ等がなかったので、再使用した。
5
スリーブは、コンクリート打込み時に動かないように、型枠内に堅固に取り付けた。
解説

正解は1

1-せき板の材料として合板を用いる場合は、特記がなければ12mmとする。

2-○せき板存置期間の平均気温が20℃以上であればコンクリートの材齢が4日で普通ポルトランドセメントの梁側せき板を圧縮強度試験を行うことなく取り外すことができる。

3-○設問通りである。足場等が動いた時に型枠位置がずれたり寸法が狂ったりするおそれがあるので連結を避けなければならない。

4-○設問通りで問題ない。

5-○設問通りである。