木造2階建住宅の基礎工事等に関する次の記述のうち、最も不|二級建築士問題集

二級建築士

Q 57 : 
木造2階建住宅の基礎工事等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
天端ならしは、遣方を基準にして陸墨を出し、調合が容積比でセメント1:砂3のモルタルを水平に塗り付けた。
2
アンカーボルトのコンクリートへの埋込み長さは、250mm以上とした。
3
枠組壁工法におけるアンカーボルトの埋込み位置は、隅角部及び土台の継手位置付近とし、その他の部分は間隔2.0m以内とした。
4
布基礎の立上りの厚さは150mmとし、セパレーターを用いて型枠の幅を固定した。
5
床下の防湿措置において、床下地面全面に厚さ0.15mm以上のポリエチレンフィルムを、重ね幅100mmとして敷き詰めた。
解説

正解は5

1-○設問の通りに行う。2-○アンカーボルトの埋込長さは250mm以上とし、先端は土台の上端よりナットの外にねじが3山以上出るように固定する。

3-○設問の通りである。

4-○布基礎の立上り厚さは150mm以上、底盤の厚さは150mm以上、幅は450mm以上とする。

5-×防湿フィルムの施工において、JISA6939、JISZ1702、JISK6781に適合するもの、または同等以上の性能を有する防湿フィルムを床下全面に敷きこむ。その際、防湿フィルムの重ね幅は150mm以上とする。