鉄筋コンクリート工事における鉄筋の継手・定着に関する次の|二級建築士問題集

二級建築士

Q 33 : 
鉄筋コンクリート工事における鉄筋の継手・定着に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
梁の主筋にD29を使用したので、主筋の最小かぶり厚さを、その主筋径(呼び名の数値)と同じとした。
2
杭基礎のベース筋の末端部には、フックを付けた。
3
隣り合う重ね継手の継手位置は、1箇所に集中しないよう相互に継手長さの0.5倍以上ずらして設けた。
4
ガス圧接に先立ち、冷間直角切断機による鉄筋の端面処理を行った。
5
ガス圧接継手の超音波探傷試験は、1組の作業班が1日に行った圧接箇所のうち、無作為に抽出した30箇所で行った。
解説

正解は1

1-×最小かぶり厚さは、柱及び梁の主筋にD29以上を使用する場合主筋のかぶり厚さを径の1.5倍以上確保するように定める。

2-○柱及び梁の出隅部分と煙突の鉄筋の末端はかぎ状に折り曲げてコンクリートから抜け出さないように定着しなければならない。杭基礎のベース筋の末端部にもフックを設けることが望ましい。

3-○設問通りである。

4-○設問通りである。

5-○設問通りである。