鋼材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。|二級建築士問題集

二級建築士

Q 23 : 
鋼材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
常温における鋼材のヤング係数は、SS400材よりSN400材のほうが大きい。
2
長さ10mの棒材は、常温においては、全長にわたって断面に一様に100N/mm^2の引張応力を生ずる場合、約5mm伸びる。
3
鋼材の硬さは、引張強さと相関があり、ビッカース硬さ等を測定することにより、その鋼材の引張強さを推定することができる。
4
鋼材は、炭素含有量が多くなると、一般に、溶接性が低下する。
5
建築構造用耐火鋼(FR 鋼)は、一般の鋼材よりも高温時の強度を向上させ、600℃における降伏点が常温規格値の2/3以上あることを保証した鋼材である。
解説

正解は1

1-×鋼材のヤング係数は常温であれば鋼材の種類に関わらず一定の値である。

2-○変形量=100×10×103/2.05×105=5mm 設問の通りである。

3-○設問の通りである。

4-○設問の通りである。

5-○設問の通りである。