二級建築士
Q 13 :
補強コンクリートブロック造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
耐力壁の中心線によって囲まれた部分の水平投影面積は、床及び屋根が鉄筋コンクリート造であったので、50m^2とした。
耐力壁の端部及び隅角部を、場所打ちコンクリートによって形成する構造とした。
耐力壁の水平支点間距離(耐力壁に直交して接合する二つの隣り合う耐力壁等の間隔)が8mであったので、耐力壁の厚さを、15cmとした。
床面積が100m^2の平家建の建築物において、張り間方向の耐力壁の長さの合計を20mとした。
耐力壁の端部において、横筋に用いた異形鉄筋(D13)は、直交する耐力壁の内部に定着させ、その定着長さを520mmとした。
解説
正解は3
1-○令第62条の4第1項より、補強コンクリートブロック造の水平投影面積は60㎡以下とする必要がある。
2-○設問で問題ない。
3-×補強コンクリートブッロク造の耐力壁の厚さは15cm以上かつ耐力壁の主要な支点間距離の1/50以上とする必要があるため設問では16cm以上必要となる。
4-○令第62条の4第2項より1㎡につき15cm以上にする必要がある。設問とおりで問題ない。
5-○補強コンクリートブロック造における定着長さは径の25倍以上とされている。よって設問どおりで問題ない。