木質構造の接合に関する次の記述のうち、最も不適当なものは|二級建築士問題集

二級建築士

Q 12 : 
木質構造の接合に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
引張材の端部接合部において、加力方向に釘を一列に10本以上並べて打ち付ける場合、釘接合部の許容せん断耐力を低減する。
2
釘を用いた木材と木材の一面せん断接合において、有効主材厚は釘径の9倍以上とし、側材厚は釘径の6倍以上とする。
3
ラグスクリューを木口に打ち込んだ場合の許容せん断耐力は、側面打ちの場合の値と同じである。
4
メタルプレートコネクター接合において、プレート圧入時の木材は、気乾状態である必要がある。
5
木ねじ接合において、ねじ切れやねじ山の損傷防止のために、ねじ部に潤滑油を用いてもよい。
解説

正解は3

1-○加力方向に釘を一列に10本以上並べて打ち付ける場合0.9の低減をした許容せん断耐力とする。

2-○側板側は6d以上、主材厚は9d以上とする。

3-×ラグスクリューを小口に打ち込む場合は側面打ちの場合2/3の値をとる。

4-○設問通りである。

5-○設問通りである。