二級建築士
Q 8 :
構造計算における設計用地震力に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
建築物の地下部分の各部分に作用する地震力は、一般に、当該部分の固定荷重と積載荷重との和に、水平震度kを乗じて計算する。
地震地域係数Zは、過去の震害の程度及び地震活動の状況などに応じて、各地域ごとに1.0から0.7までの範囲内において定められている。
許容応力度等計算において、地盤が著しく軟弱な区域として指定された区域内における木造の建築物の標準せん断力係数C0は、原則として、0.3以上とする。
地震層せん断力係数の建築物の高さ方向の分布を示す数値Aiは、一般に、上階になるほど大きくなる。
振動特性係数Rtは、一般に、建築物の設計用一次固有周期が長くなるほど大きくなる。
解説
正解は5
1-○設問通りである。
2-○設問通りである。
3-○令第88条第2項より、設問通りである。
4-○設問通りである。
5-○振動特性係数Rtは一般に建築物の設計用一次固有周期が長くなるほど小さくなる。