二級建築士
Q 121 :
コンクリートに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
コンクリートの養生期間中の温度が高いほど、一般に、初期材齢の強度発現は妨げられるが、長期材齢の強度増進は大きくなる。
単位水量が大きくブリーディングが多いコンクリートは、一般に、コンクリートの打込み後、数時間の間に、水平鉄筋に沿った沈みひび割れを誘発することがある。
高炉セメントB種を用いたコンクリートは、圧縮強度が同程度の普通ポルトランドセメントを用いたコンクリートに比べて、長期の湿潤養生期間が必要となる。
クリープは、一定の外力が継続して作用したときに、時間の経過とともにひずみが増大する現象である。
コールドジョイントを防止するためには、先に打ち込まれたコンクリートの凝結が始まる前に、次のコンクリートを打ち重ねる必要がある。
解説
1 - × 養生期間中は温度が高いほどセメントの水和反応が早まり、強度発現も早くなるが、あまり高いと長期にわたる強度増進は期待できない。
2 - ○
3 - ○
4 - ○
5 - ○