二級建築士
Q 49 :
ガラスに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
倍強度ガラスは、フロート板ガラスの2倍以上の耐風圧強度を有する加工ガラスで、加工後の切断はできない。
型板ガラスは、ガラスの片側表面に型模様を付けたガラスで、光を柔らかく拡散し、建築物の間仕切りや家具などの装飾用などとして使用される。
合わせガラスは、通常、2枚の板ガラスを専用のスペーサーを用いて一定の間隔に保ち、その内部の空気を乾燥状態に保ったガラスで、フロート板ガラスに比べて、断熱効果が高い。
熱線吸収板ガラスは、鉄、ニッケル、コバルトなどを加えたガラスで、太陽光線中の熱線を吸収するため、室内の温度上昇を抑える効果がある。
強化ガラスは、ガラスを650~700°Cに加熱して均等に急冷したもので、フロート板ガラスの約3~5倍の強度を持ち、割れても破片は鋭角状にならない。
解説
正解は3
1-○設問通りである。
2-○設問通りである。
3-×合わせガラスは複数の板ガラスの間に樹脂などの中間膜を挟み接着したガラスである。耐衝撃性にすぐれ、割れた際にガラスが飛散しにくい。
4-○設問通りである。
5-○設問通りである。