建築物の構造計画に関する次の記述のうち、最も不適当なもの|二級建築士問題集

二級建築士

Q 44 : 
建築物の構造計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
建築物は、一般に、床や屋根の面内剛性を高くし、地震力や風圧力などの水平力に対して建築物の各部が一体となって抵抗できるように計画する。
2
ピロティ階を有する建築物においては、一般に、ピロティ階で層崩壊しないような架構形式を採用する。
3
鋼材のヤング係数は、一般に、引張強さに影響されないことから、引張強さの小さい鋼材から大きい鋼材に変更しても、梁のたわみは小さくならない。
4
同じ高さ・形状の建築物の場合、一般に、鉄筋コンクリート構造より鋼構造のほうが、建築物の固有周期が短い。
5
免震構造は、一般に、積層ゴム支承やダンパー等により、地震時の入力エネルギーを低減し、振動エネルギーを吸収する構造である。
解説

正解は4

1-○設問通りである。

2-○設問通りである。

3-○設問の通りである。

4-×同じ高さ、形状であれば鉄筋コンクリート造のほうが鋼構造よりも建築物の固有周期が短い。

5-○設問の通りである。