構造計算における荷重及び外力に関する次の記述のうち、最も|二級建築士問題集

二級建築士

Q 33 : 
構造計算における荷重及び外力に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
屋根の積雪荷重は、屋根に雪止めがある場合を除き、その勾配が60度を超える場合においては、零とすることができる。
2
風圧力を計算する場合の速度圧は、その地方において定められた風速の2乗に比例する。
3
建築物の屋根版に作用する風圧力と、屋根葺き材に作用する風圧力とは、それぞれ個別に計算する。
4
同一の室に用いる積載荷重の大小関係は、一般に、「地震力の計算用」> 「床の計算用」> 「大梁及び柱の計算用」である。
5
暴風時における建築物の転倒、柱の引抜き等を検討する場合においては、建築物の実況に応じて積載荷重を減らした数値によるものとする。
解説

正解は4

1-○設問通りである。

2-○設問通りである。

3-○建築物の屋根版に作用する風圧力は平12建告示1454号、屋根ふき材は平12建告1458号により個別に計算する。

4-×同一の室の積載荷重の大小関係は「床の計算用」>「大梁および柱の計算用」>「地震力の計算用」となる。

5-○設問通りである。