色彩と照明に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれ|二級建築士問題集

二級建築士

Q 8 : 
色彩と照明に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
床や壁などの色彩計画において、一般に、色見本よりも実際に施工された大きな面のほうが、明度・彩度ともに低く見える。
2
人工光源の演色性は演色評価数で表し、その数値が大きくなるほど、色の見え方に関する光源の特性が、自然光に近くなる。
3
同じ色であっても、色相の異なる色を背景にして比較した場合、異なった色に見える。
4
マンセル表色系における彩度は、無彩色を0とし、色が鮮やかになるほど段階的に数値が大きくなる。
5
全般照明と局部照明を併用する場合、全般照明の照度は、局部照明による照度の1/10以上とすることが望ましい。
解説

正解は1

1-×同じ色であっても面積が大きくなると明度・彩度とも高くなる。

2-○設問通りである。

3-○色相の異なる2色を並べると色あいの違いがより大きく感じられる。これを色相対比という。

4-○マンセル表色系の彩度は数値が大きくなるほど鮮やかさが増し。最も高い彩度を純色という。

5-○設問通りである。