換気に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。|二級建築士問題集

二級建築士

Q 4 : 
換気に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
ガスコンロを使用する台所に設ける換気扇の有効換気量の算定には、理論廃ガス量が関係する。
2
便所や浴室の換気については、室内圧を周囲の空間よりも低く保つように、一般に、自然給気と機械排気を行う。
3
居室における全般換気は、一般に、居室全体に対して換気を行い、その居室における汚染質の濃度を薄めることをいう。
4
居室における必要換気量は、一般に、成人1人当たり30m^3/h程度とされている。
5
温度差による自然換気の効果を高めるためには、給気口と排気口の高低差を小さくする。
解説

正解は5

1-○火気を使用する台所の換気扇の有効換気量は理論廃ガス量に比例する。

2-○設問通りである。

3-○全般換気とは室全体に対して換気を行うことである。

4-○設問通りである。

5-×温度差による自然換気の換気量は給気口と排気口の高低差が大きいほど、開口面積が大きいほど多くなる。