二級建築士
Q 74 :
防災・消防設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
非常用エレベーターは、火災時における館内人員の避難に使用することを主目的として設置される。
屋内消火栓設備は、主に火災初期段階に用いられ、手動操作により放水する設備である。
不活性ガス消火設備は、電気室、発電機室、コンピューター室等の電気火災に対して有効である。
自動火災報知設備の定温式感知器は、周囲の温度が一定の温度以上になったときに作動する。
解説
正解は1
1-×非常用EVは主に消防隊の救助・消防活動に使用することが目的である。
2-○設問通りである
3-○水噴霧消火設備は、油や電気設備による火災に有効である。
4-○不活性ガス消火設備窒素ガスなどの放出で酸素を不燃濃度にして消火する。電気室、コンピューター室の電気火災に適する。
5-○設問通りである。自動火災報知設備には差動式感知器もあり周囲が一定の温度上昇率以上になると作動する。