照明設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか|二級建築士問題集

二級建築士

Q 73 : 
照明設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
執務空間の照明計画は、作業面の照度だけでなく、グレアも考慮する必要がある。
2
光束法によって全般照明の照明計画を行う場合、設置直後の照度は、設計照度以上となる。
3
LEDランプは、白熱電球や蛍光灯と比べて、熱放射が少なく、寿命が長い。
4
色温度の高い光源の照明器具を用いた場合、一般に、暖かみのある雰囲気となる。
5
昼光利用制御は、設計照度を得るために、室内に入る自然光に応じて、照明器具を調光する方式である。
解説

正解は4

1-○作業面の照度だけでなくグレア(まぶしさ)が生じないように視野内の輝度分布が均一になるように計画する。

2-光束法は光束の減少や効率低下を見込んだ保守率を考慮するので器具設置後の照度は設計照度以上になる。

3-○設問通りである。

4-○色温度が低いほど一般に暖かみが感じられる。

5-○昼光利用制御は、自然光による明るさを検知し照明器具を自動制御する方式である。