建築物の各部の寸法及び床面積に関する次の記述のうち、最も|二級建築士問題集

二級建築士

Q 66 : 
建築物の各部の寸法及び床面積に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
一般の病室において、4床室の内法寸法を、幅6m、奥行5.4mとした。
2
保育所において、4歳児を対象とした定員20人の保育室の床面積を44㎡とした。
3
特別養護老人ホームにおいて、定員4人の入居者専用居室の床面積を48㎡とした。
4
車椅子使用者の利用する高低差1mの屋外傾斜路において、勾配を1/15とし、その中間に踏幅2mの踊場を設けた。
5
自走式の地下駐車場にある高低差4mの自動車専用傾斜路において、傾斜路の始まりから終わりまでの水平距離を20mとした。
解説

正解は5

1-○2人以上の一般病室は、一人当たり6.4㎡以上必要である。よって設問は正解である。

2-○保育所の保育室の面積は、幼児一人当たり1.98㎡以上と定められいる。よって設問は正解である。

3-○特別養護老人ホームにおいて居室の入所者一人当たりの床面積は、10..65㎡と定められいる。よって設問は正解。

4-○敷地内に設ける傾斜路は購買1/15を超えないこと、高さが75cm超えるものにあっては、高さ75cm以内ごとに踏幅が150cm以上の踊り場を設けることが定められている。

5-×屋内駐車場の自動車用車路の勾配は17%を超えないことと定められている。