二級建築士
Q 64 :
文化施設の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
美術館において、展示室の床面積の合計を、延べ面積の40%程度となるように計画した。
オペラ劇場において、可視限界距離を考慮して、最後部の客席から舞台の中心までの視距離を35mとして計画した。
映画館において、客席部分の1人当たりの床面積を、通路を含めて0.7㎡として計画した。
劇場において、舞台の床下の空間に、回り舞台やせりなどの機械設備が設置される奈落を計画した。
コンサートホールにおいて、演奏者と聴衆との一体感を得ることを意図して、客席が演奏者を取り囲むシューボックス型の空間形式を採用した。
解説
正解は5
1-○美術館の展示室の床面積は延べ面積の30~50%が適当である。
2-○オペラや大規模なコンサートを行う劇場の視距離は38m以下とする。なおセリフを主体とする演劇や小規模なホールは22m
3-○映画館の客席の所要床面積は1人あたり0,5~0,7㎡/席程度
4-○正しい
5-xシューボックス型は演奏者を客席が取り囲まない