事務所ビルの計画に関する次の記述のうち、最も不適当なもの|二級建築士問題集

二級建築士

Q 63 : 
事務所ビルの計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
フリーアドレス方式は、事務室に固定した個人専用の座席を設けず、在籍者が座席を共用し、事務室空間を効率的に利用する方式である。
2
オープンコアは、コアを平面の中央部全体に配置した形式であり、基準階の床面積が小さい事務所ビルに適している。
3
レンタブル比は、貸事務所ビルの収益性に関する指標の一つであり、延べ面積に対する収益部分の床面積の合計の割合である。
4
モデュラーコーディネーションは、柱間や間仕切、窓などの位置を基準寸法により決定することである。
5
スタッグ式は、コミュニケーションとプライバシーの双方を必要とする業務に適した机配置である。
解説

正解は2

1-○設問通りである。

2-×オープンコアは、コアを建物の中央部の幅全体に配置した形式である。基準階の床面積が大きい事務所ビルに適している。

3-○設問通りである。

4-○設問通りであり、モデュラーコーディネーションは空間の標準化や合理化を図ることができ、柱間や窓の寸法の決定に用いられる。

-5○スタッグ式はL型に組んだ机と収納棚を互い違いに配置しコミュニケーションとプライバシーを必要とする業務に適している。