住宅の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれ|二級建築士問題集

二級建築士

Q 61 : 
住宅の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
洋服だんす(幅2,400mm、奥行600mm)、シングルベッド2台、ナイトテーブル2台及び化粧台がある夫婦の寝室の広さを、内法面積で15㎡とした。
2
ユーティリティに立位で使用するアイロン台を設け、その高さを850mmとした。
3
食器棚(幅1,800mm、奥行450mm)と6人掛けの食卓があるダイニングの広さを、内法面積で13㎡とした。
4
和室の計画において、本勝手のしつらえとして、幅1,820mm(一間)の床の間の正面に向かって右に同寸法の床脇を設け、左側面には奥行360mmの書院を計画した。
5
車椅子使用者が利用する洋式便所の広さを、介助スペースを考慮して、内法寸法で幅1,000mm、奥行1,500mmとした。
解説

正解は5

1-○設問において内法面積15㎡は適当である

2-○ユティリティとは家事作業ができる多目的なスペースをいい、アイロン台の高さ850mmは女性の体位向上には適当である。

3-○ 食器棚スペースを考慮して内法面積13㎡のダイニングは適当である。

4-○ 本勝手のしつらえは向かって左側から光がはいるように床の間の左側に書院を配置する。

5-×車いす使用者が利用する洋式便所は、内法寸法で幅1400mm程度、奥行1800mm程度必要となる。