まちづくりに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれ|二級建築士問題集

二級建築士

Q 18 : 
まちづくりに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
景観法は、地方自治体の作成する景観計画や、住民などによって自主的に取り決められた景観協定などに実効性や強制力をもたせたことが、大きな特徴の一つである。
2
ラドバーンシステムは、住宅地において、クルドサックなどを採用して通過交通を排除し、歩行者と自動車との動線を完全に分離させる手法である。
3
パタン・ランゲージは、クリストファー・アレグザンダーが提唱した建築や環境の合理的な設計手法で、住民参加のまちづくりや建築を目指したものである。
4
公開空地は、総合設計制度の適用によって確保される敷地内の広場等であり、歩行者が自由に通行、利用できる。
5
ハンプは、住宅地の道路において、車道部分を大きく蛇行させることによって、自動車の速度を低下させるための手法である。
解説

正解は5

1-○設問通りである。

2-○設問通りである。

3-○設問通りである。

4-○設問通りである。公開空地は前面道路に沿って設ける歩道状空地やアトリウムも含む。

-5×ハンプは路面に凸凹をつけることにより自動車の速度を低下させる構造をいう。設問にある車道部分を蛇行させるのはシケインである。