商業建築の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものは|二級建築士問題集

二級建築士

Q 38 : 
商業建築の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
ビジネスホテルにおいて、「延べ面積」に対する「客室部門の床面積の合計」の割合を70%とした。
2
一般的なレストランにおいて、「レストラン全体の床面積」に対する「厨房の床面積」の割合を30%とした。
3
貸事務所ビルにおいて、「基準階の床面積」に対する「基準階の収益部分の床面積の合計」の割合を80%とした。
4
喫茶店において、「喫茶店全体の床面積」に対する「厨房の床面積」の割合を15%とした。
5
量販店において、「延べ面積」に対する「売場部分の床面積の合計(売場内の通路を含む。)」の割合を50%とした。
解説

正解は5

1-○ビジネスホテルは宿泊を重視するホテルであり、床面積の70%を客室にするのは適当である。

2-○一般的なレストランの厨房の床面積は全体の25~14%必要である。

3-○貸事務所ビルにおいて基準階のレンタブル比は75~85%程度必要である。

4-○厨房の面積所要基準では、喫茶店の厨房面積は延べ床面積の1/5程度とされている。実際は15~20%程度が多い。

5-○大規模小売店舗と比べ量販店は効率性を高めるため延べ面積に対する売り場面積を60~65%程度とすることが多い。