集合住宅の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものは|二級建築士問題集

二級建築士

Q 37 : 
集合住宅の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
スケルトンインフィル住宅は、「建築物の躯体や共用設備部分」と「住戸専有部分の内装や設備」とを明確に分けて計画することによって、住戸の更新性や可変性を高めた集合住宅である。
2
リビングアクセス型は、一般に、各住戸の表情を積極的に表に出すことを意図して、共用廊下側に居間や食事室を配置する形式である。
3
テラスハウスは、接地型住宅であり、各住戸が専用庭を持っている。
4
メゾネット型は、一般に、フラット型に比べて、プライバシーを確保しやすく、居住性を高めやすい住戸形式である。
5
コレクティブハウスは、住宅入居希望者が集まり、協力して企画・設計から入居・管理までを運営していく方式の集合住宅である。
解説

正解は5

1-○設問通りである。

2-○リビングアクセス型は共用廊下側に居間や食事室を設けることで居住者同士の交流を促進し、コニュニティ形成を意図した集合住宅形式である。

3-○設問通りである。

4-○設問通りである。

5-×設問はコーポラティブハウスの説明である。コレクティブハウスは、各居住者が独立した生活を確保しながら、キッチンや食事を共有し、子育てや家事等を共同で担いあう形式の生活である。