音に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。|二級建築士問題集

二級建築士

Q 34 : 
音に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
室内騒音の許容値をNC値で示す場合、NC値が大きくなるほど許容される騒音レベルは高くなる。
2
同じ厚さの一重壁であれば、一般に、壁の単位面積当たりの質量が大きいものほど、透過損失が大きい。
3
同じ音圧レベルの場合、一般に、1,000Hzの純音より100Hzの純音のほうが大きく聞こえる。
4
音が球面状に一様に広がる点音源の場合、音源からの距離が2倍になると音圧レベルは、約6dB低下する。
5
残響時間は、音源から発生した音が停止してから、室内の平均音圧レベルが60dB低下するまでの時間をいう。
解説

正解は3

1‐○NC値は室内騒音を評価する指標の一つであり、NC値が大きいほど許容される騒音レベルは高くなる。

2-○設問通りである。

3-×同じ音圧レベルの場合一般に1000Hzの純音より100Hzの純音のほうが小さく聞こえる。

4-○音が球面状に広がる点音源においては距離が2倍になると音圧レベルは約6dB低下する。

5-○残響時間は音源が停止してから室内の音圧レベルが60dB低下するまでに要する時間のことである。