用語・単位に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれ|二級建築士問題集

二級建築士

Q 28 : 
用語・単位に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
熱伝達率の単位は、熱伝導率の単位と異なり、W/(m・K)である。
2
日射量は、ある面が受ける単位面積・単位時間当たりの日射エネルギー量で表され、その単位はW/㎡である。
3
絶対湿度の単位は、相対湿度の単位と異なり、kg/kg(DA)である。
4
着衣量は、人の温熱感覚に影響し、その単位はcloである。
5
音の強さは、音波の進行方向に垂直な単位面積を単位時間当たりに通過する音響エネルギー量で表され、その単位はW/㎡である。
解説

正解は1

1-×固体の表面と周りの流体との間の熱移動を熱伝達という。単位はW/(㎡・k)で熱伝達により単位面積、単位時間、単位温度差当たりに移動する熱量をいう。W/(m・k)は熱伝達率をさす。

2-○日射量は太陽の直接日射と天空日射を加えたものである。ある面に対する単位面積、単位時間当たりの日射エネルギー量である。単位はW/㎡である。

3-○絶対湿度は、乾燥空気1kg中に含まれる水蒸気の質量をさす。単位はkg/kg(DA)である。

4-○着衣量は人の温熱に関する快適感に影響する衣服の熱遮断性能を指す指標で、単位はcloである

5-○音源から放射される音波が進行方向に垂直な単位面積を毎秒通過する音響エネルギー量を音強さといい、単位はW/㎡であある。