人口2万人のA町。A町のB地区には新たに新幹線の駅ができ|保健師問題集

保健師

Q 46 : 
人口2万人のA町。A町のB地区には新たに新幹線の駅ができ、300戸の温泉付のマンションが建設された。マンションの入居者の平均年齢は67.2歳で、都市部の会社を定年退職した者が多い。ほぼ全戸に入居が済んだことで、A町全体の老年人口割合が増加した。調査の結果、B地区のマンション入居者からは「定年退職後、趣味がないので外出する機会が少なくなった」、「マンションに入居してから外部との交流が減った」、「最近体力が落ちてきたと感じる」、「自分に合った健康づくりをしたい」との意見が多かった。保健師はB地区の住民の健康増進のために住民同士の交流を促すことにした。保健師の活動で最も適切なのはどれか。
1
健康診査の受診勧奨
2
介護予防事業の実施
3
健康に関する講演会の開催
4
ウォーキングマップの配布
5
健康のための調理教室の開催
解説

主体的な住民参加の地域包括ケアの基盤づくりは活動の中で重要視されている。外部との交流が減った、自分に合った健康づくり、などの意見から交流がはかれるや日常生活に取り入れやすい観点から料理教室の開催は最適と考えられる。