Aちゃん(6歳、男児)。Aちゃんは保育所に通っている。3|保健師問題集

保健師

Q 47 : 
Aちゃん(6歳、男児)。Aちゃんは保育所に通っている。3歳児健康診査の心理相談で療育教室への参加を勧められたが、これまで2回しか参加できておらず経過観察の対象となっていた。就学予定の小学校で行われた就学時健康診断で、Aちゃんは常に動き回り目立つ存在であった。母親はAちゃんについて元気過ぎる子どもと認識している。Aちゃんは学校での衝動的な行動が減ったが、下校後の同級生とのトラブルが続いていた。そこで養護教諭を交えて担任が母親と話し合いを行った。養護教諭と担任とが母親に提案することとして、最も適切なのはどれか。
1
「特別支援学校への転校を検討しましょう」
2
「Aちゃんの特性について学校から同級生に説明しましょう」
3
「主治医からAちゃんに注意してもらうようお願いしましょう」
4
「Aちゃんの困った点について学校が同級生にアンケート調査を行いましょう」
解説

児童生徒に寄り添い、支援することは養護教諭の大切な執務である。自尊感情を傷つけるような対応は避け、差別を解消する方法を提案するのが最適と考えられる。