Aさん(61歳、主婦)。昨年度までは異常がなかったが、今|保健師問題集

保健師

Q 31 : 
Aさん(61歳、主婦)。昨年度までは異常がなかったが、今年度の特定健康診査では、身長158cm、体重70kg、腹囲90cm、血圧136/88mmHg、喫煙10本/日で特定保健指導の対象となった。Aさんは結果説明会に来所しなかったため保健師は電話で連絡した。Aさんは「自覚症状はないため、結果説明会には行かなかった。ここ1年ほど夫の帰りが遅く、夫と夕食を摂った後に家事をするので睡眠不足が続いている。昼間眠くてイライラしたばこを吸ってしまう」と訴えた。このときの電話の対応で最も適切なのはどれか。
1
夫を待たずに寝るよう指導する。
2
標準体重になるよう減量を勧める。
3
動機付け支援の対象であると伝える。
4
たばこの本数を増やさないよう指導する。
5
生活習慣の改善について一緒に考えることを提案する。
解説

説明会に来ない対象者には、検診結果をどのようにとらえているのか、健康に関する考え方を尊重しながら、受診の必要性について認識できるように支援する事が必要と考える。