従業員数1,500人の部品製造工場。製造部門ごとに責任者|保健師問題集

保健師

Q 1 : 
従業員数1,500人の部品製造工場。製造部門ごとに責任者が置かれている。定期健康診断の問診の結果、腰痛の訴えが多い部門があった。この健康課題に予防的な取り組みをするために優先して働きかける対象はどれか。
1
腰痛を訴えている者
2
定期健康診断の未受診者
3
定期健康診断の有所見者
4
腰痛が多く発生している部門の責任者
解説

腰痛の発生要因には、動作要因、環境要因、個人的要因、心理・社会的要因と多元的であり、作業様態や労働者の状況によって変化する。そのため、予防には労働衛生管理体制の整備、作業管理、環境管理などを総合的に継続する必要がある。事業者側は、腰痛予防者対策に取り組む方針を表明し、対策を講ずる必要がある。