Aさん(58歳、男性)。56歳の妻と2人暮らし。脊髄小脳|保健師問題集

保健師

Q 14 : 
Aさん(58歳、男性)。56歳の妻と2人暮らし。脊髄小脳変性症の症状が進行し、2週前から地域の専門医療機関に入院しているが、Aさんは在宅療養を強く希望している。妻は難病の医療費助成の申請のために保健所に来所し「これから症状がさらに進行することを考えると、通院も難しくなると思います。自宅で面倒をみることができるか心配です」と在宅療養への不安を訴えた。保健師の対応として最も適切なのはどれか。
1
難病の医療費助成と介護保険とは併用できないと伝える。
2
通院ができない場合の在宅療養は困難であることを伝える。
3
在宅療養の決定の際は、A さんの意思より家族の意思を尊重する。
4
病状の進行に合わせた保健医療福祉サービスが利用できることを説明する。
解説

妻にとって、病状の進行に合わせた保健医療福祉サービスの利用によって支援体制が整えられると知ることは、不安の軽減につながる可能性があるため、情報提供として適切な対応である。