Aさん(85歳、女性)。1人暮らし。要介護1の認定を受け|保健師問題集

保健師

Q 43 : 
Aさん(85歳、女性)。1人暮らし。要介護1の認定を受け、通所介護を利用している。Aさんは2か月前から持続する咳に加え、倦怠感が出現したため内科を受診し結核と診断され入院した。その5日後、同じ通所介護事業所の利用者で、Aさんと仲良しでよくおしゃべりをしていたBさん(79歳)も結核と診断され入院した。数日後、AさんとBさんが通う通所介護事業所の利用者の家族から「うちのおばあちゃんも感染していないでしょうか。今後も事業所に通い続けていいのか心配です」と保健所に電話相談があった。このときの対応で最も適切なのはどれか。
1
結核の予防接種を受けるよう勧める。
2
通所介護事業所の利用をやめるよう伝える。
3
今回の感染源が A さんであることを説明する。
4
通所介護事業所で行う説明会に出席するよう勧める。
解説

利用者とその家族は結核感染に対する不安が強くなっていると想定されるため、状況説明や正しい知識の提供が必要である。よって、説明会に出席するよう勧める。