市内の幼稚園に通う5歳の男児の母親から「幼稚園で子どもが|保健師問題集

保健師

Q 38 : 
市内の幼稚園に通う5歳の男児の母親から「幼稚園で子どもがたびたびかんしゃくを起こし、集団生活になじめていないようです。幼稚園の先生から保健師に相談してみてはどうかといわれました」と保健センターに電話相談があった。保健師は母親の了解を得て、幼稚園と定期的に情報交換を行うことにした。1か月後、園長から「最近、男児の元気がない。母親も育児に疲れているようで表情が乏しい」と保健センターに電話相談があった。このときの園長への対応で優先度が高いのはどれか。
1
もう少し様子をみるよう伝える。
2
小児科を受診させるよう依頼する。
3
母親と一緒に保健センターへ来所するよう勧める。
4
男児の対応について保護者会で話し合うよう勧める。
解説

母親と園長に保健センターに来所してもらうことによって、母親の訴えや悩み、幼稚園での児の様子について情報交換できるようになる。保健師は、そこで得られたアセスメントの結果を踏まえて、より適切な対応を検討する。