保健師
Q 32 :
Aさん(40歳、女性)。48歳の会社員の夫と2人暮らし。「夫が1か月前から夜眠れない様子で、ここ数日は『役に立たない人間は生きていてもしょうがない』と言っています。どう対応したらよいでしょうか」と市の保健センターに相談のため来所した。最初に行う助言で最も適切なのはどれか。
「産業医に相談して仕事量を減らしてもらいましょう」
「市販の睡眠を改善するお薬を飲んでもらいましょう」
解説
1か月ほどの経過中、不眠と希死念慮に発展するかもしれないほどの無価値観を訴えており、緊急性が高い事例である、正しい病態の評価と対応のために、精神科医師の診察を受ける必要がある。