Aさん(70歳、男性)。1人暮らし。2か月前から軽い咳が|保健師問題集

保健師

Q 42 : 
Aさん(70歳、男性)。1人暮らし。2か月前から軽い咳があったが放置していた。1週前から咳がひどくなり、倦怠感が出現したため病院を受診し入院した。Aさんは要支援2で週1回訪問介護を利用している。娘は夫と中学生と小学生の子どもの4人家族であり、車で30分の地区に住んでいる。Aさんは喀痰塗抹菌検査Gaffky〈ガフキー〉5号の肺結核と診断され、主治医から保健所に結核患者発生届が提出された。保健師の対応で最初に行うことはどれか。
1
入院中の病院に訪問し、Aさんと面接する。
2
娘にAさんと娘の家族の接触状況を聞く。
3
訪問していた訪問介護員の健康状態を確認する。
4
民生委員にAさんの入院前の生活状況を確認する。
解説

感染性の肺結核患者の発生届があった場合、すみやかに患者本人への面接を行い、服薬治療への動機づけと、接触者や感染源の把握のための情報収集を行う必要がある。